コルクマットの厚みと決め方

赤ちゃんやご高齢の方、ペットのためにコルクマットを購入予定だけど、厚手タイプがあったり、メーカーによっても違ったりと、どのくらいの厚みがいいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。

ここでは、厚みの決め方とコルクマットを選ぶ際の4つのポイントについて書いています。また、子供が0歳のときから厚手のコルクマットを使ってきたわたしが、赤ちゃん用コルクマットのおすすめの厚みもご紹介します。

・コルクマットの厚みはどのくらいがおすすめ?
・コルクマットは何を基準にして厚みを決めるといい?
・赤ちゃん用コルクマットの、厚みも含む選び方が知りたい
・赤ちゃんにおすすめのコルクマットを知りたい

という方は、ぜひ読んでみてください。

コルクマットの厚みの決め方

コルクマットの厚みは、8mm、11mm、14mm、16mm、20mmなどさまざまな厚みで販売されています。
赤ちゃんやお年寄り、犬、猫の安全のためにクッションを高めたいなら、厚手がおすすめです。ですが、場合によっては厚手を選ぶと失敗してしまいます。

ここからは、コルクマットの厚みの決め方をご紹介します。コルクマットの厚みを決めるには、以下の2つをまず見ていくといいです。

⑴ドアや引き出しが開閉できる厚み
⑵段差が多くなっても大丈夫な厚み

ドアや引き出しが開閉できる厚み

コルクマットを部屋全体に敷いたり、部屋のドアや家具の扉、引き出しの前にも敷く場合は、ドアや引き出しなどが開閉できる厚みにする必要があります。

コルクマットの厚みで、例えば、TV台やクローゼットの扉、ベッドの引き出しなどが開かなくなることがあるからです。
そのため、あらかじめドアや家具の扉、引き出しなどと床との長さを測っておき、コルクマットの厚みを検討しましょう。

ただ、希望していた厚みでドアなどが開閉できなくなる場合は、ドアや引き出しなどの前だけコルクマットを敷かない、ということもできます。コルクマットの厚みを優先させたい場合は、このような対策もとれます。

段差が多くなっても大丈夫な厚み

コルクマットの厚みが増すほど、厚みによってできる段差も高くなり、歩けるようになった赤ちゃんだけでなく大人もつまずく可能性が高くなります。

赤ちゃんはもちろん、高齢者のおられるご家庭にも危険なので、コルクマットによる段差がたくさんできる場合は、厚手のコルクマットでも、つまずく可能性の低くなる、厚さ10mm〜15mmがおすすめです。

また、コルクマットを一部に敷く場合は、できるだけ部屋の端に寄せたり、やおもちゃ箱や危なくない家具などでコルクマットを囲むことで、段差を減らすことができます。

ただ、その厚みでつまずきやすいかどうかは、赤ちゃんや人にもよります。段差が特に多くならないなら、あまり気にしなくてもいいかもしれません。

コルクマットを厚み以外で選ぶ4つのポイント

購入されたいコルクマットの厚みは決まったでしょうか。大体の厚みが決まったら、次に以下の3つのポイントを見ていくと、さらにコルクマットを決めやすくなります。

⑴サイズ
⑵大粒か小粒か
⑶EVA樹脂かポリエチレンか
⑷品質試験

サイズ

コルクマットの標準サイズは30cm×30cm、大判サイズは45cm×45cmが多く、中には60cm×60cmも販売されています。

つなぎ目があまりない方がいい、敷くときも時間短縮したい、という方は大判サイズがおすすめです。また大判サイズは、コルクマットを定期的にはがして掃除する際にとっても楽です。

赤ちゃん用コルクマットの場合、大判サイズだと赤ちゃんがコルクマットをはがして遊びにくいのもメリットです。45cm×45cmか60cm×60cmがいいですね。

あとはコルクマットを敷く範囲の大きさを測り、少し余裕のある枚数で購入されることをおすすめします。そうすれば、コルクマットがひどく汚れたり傷ついた際にすぐに交換もでき、追加で範囲を広げる際も新たに購入する手間が省けます。

大粒か小粒か

コルクマットには、表面のコルクシートが大粒タイプと小粒タイプがあります。

大粒か小粒によって、重要なクッション性に違いはありませんが、見た目や肌触り、強度・耐久性が違います。それらを比較したので、ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。

見た目…大粒タイプは、よりコルクの雰囲気が出て模様のようにも見え、高級感がある。小粒タイプは粒がきめ細かく、遠目からは薄い茶色一色に見え、落ち着いたナチュラルな雰囲気。

肌触り…大粒タイプは粒が粗いため、小粒タイプと比べてザラザラ。小粒は粒が小さく均一のためサラサラ。

強度・耐久性…小粒タイプの方が大粒タイプよりも高い。接着剤でコルク粒を固めるので、細かい小粒の方が頑丈にくっつくため。

また、木の皮などの不純物が混ざりやすい大粒タイプと比べ、小粒タイプのほうが品質が安定していると言えます。

赤ちゃん用コルクマットには、肌触りもやさしく気持ち良く、粒がポロッと取れる可能性の低い、強度の高い小粒タイプがおすすめです。

EVA樹脂かポリエチレンか

多くのコルクマットの表面はコルクシートでできていますが、裏面は、EVA樹脂(エチレン酢酸ビニル共重合樹脂)でできている物とPE(ポリエチレン)でできている物に分かれます。

おすすめはEVA樹脂のコルクマットです。

EVA樹脂とポリエチレンは両方ともクッション性がありますが、EVA樹脂のほうがクッション性に優れているからです。そして、ポリエチレンと比べてEVA樹脂は弾力性や柔軟性だけでなく、耐久性も高いのも特徴です。

実際に両方のマットを使用された方の、“EVA樹脂と比べてポリエチレンのマットのほうが硬く、長持ちしなかった”という感想も聞きました。

赤ちゃんやご高齢の方、ペットがより安全に過ごすことができ、そして寿命の長いコルクマットなら、安心かつ助かりますね。

品質試験

コルクマットを選ぶ際は各種品質試験をクリアし、安心して使用できることが明記されているものがおすすめです。

例えば「やさしいコルクマット」の場合、世界トップレベルの検査機関であるSGS検査基準もクリアし、国内検査機関でも有害物質は検出されていません。また、ホルムアルデヒド検出試験においても、乳幼児基準をクリアしたノンホルムアルデヒド製品のため、赤ちゃんにも安心して使用できるということが記載されています。

大切な人やペットのために、確かな品質のコルクマットを選んであげましょう。

赤ちゃん用コルクマットのおすすめの厚み

最後に、子供が0歳のときからコルクマットを使用しているわたしが、赤ちゃん用コルクマットのおすすめの厚みをご紹介します。

コルクマットの標準の厚さは8mmで、厚手だと10mm〜20mmとメーカーによってさまざまですが、赤ちゃん用にコルクマットを使用する際は、厚さ10mm以上の厚手がおすすめです。

コルクマットは標準の厚みでもクッション性に優れていますが、厚手のほうがクッション性が高まり、赤ちゃんの転倒時など、より安全になるからです。

特にお座りを始めてからよちよち歩きまでの赤ちゃんは、本当によく転倒します。そのような時でも、コルクマットの厚みが増すほど赤ちゃんへの衝撃は軽くなり、事故に繋がる可能性も低くなるのです。

また、厚手のコルクマットは標準の厚みと比べ、クッション性だけでなく断熱効果と防音効果も上がります。

コルクマットには断熱性があるので、厚みが増すほど冬は床からの冷気、夏は熱気を遮断する断熱効果も上がるのです。そのため、厚手になるほど過度なエアコン使用も減り、電気代節約になるだけでなく、地球にもやさしく、そして赤ちゃんや子どもはもちろん、大人の健康にもつながります。

コルクマットにある、物が落下した時などの衝撃音や足音を吸収する防音効果も、コルクマットの厚みが増すほど上がります。そのため厚手のコルクマットのほうが、赤ちゃんがおもちゃで遊ぶ音や寝転んで床に足を叩きつける音、走るようになった時の足音などに、より効果的です。

まとめ

コルクマットを部屋のドアや家具の扉、引き出しの前まで敷く場合は、それらが開閉できる厚みにする必要があります。そういう場合は、ドアなどと床との長さを測り、コルクマットの厚みを決めましょう。
あとは、厚みによってできる段差が多くなるようなら、厚手の中でもつまずきの可能性が低くなる10mm〜15mmのコルクマットがおすすめです。

厚み以外では、⑴サイズ、⑵大粒か小粒か、⑶EVA樹脂かポリエチレンか、⑷品質試験、の4つのポイントを見ていくと、コルクマットが選びやすくなります。

サイズは、掃除もしやすい45cm×45cmまたは60cm×60cm、素材は、ポリエチレンよりもクッション性や耐久性の高いEVA樹脂がおすすめです。
そして各種品質試験をクリアし、安心して使用できることが記載されているコルクマットを選ぶことです。

赤ちゃん用にコルクマットを購入する際は、クッション性、断熱効果、防音効果が高くなる、厚さ10mm以上の厚手がおすすめです。

いろいろとおすすめを挙げましたが、お部屋の大きさや環境などによっても、それぞれのご家庭での選択は違うでしょう。いずれにしても、コルクマットの厚みを決める際やコルクマットを選ぶ際の参考になれば嬉しいです。