赤ちゃん用にリビングに敷くコルクマットの選び方やカビ、ダニ 対策

赤ちゃんマットとして人気のコルクマットですが、ここでは、リビングをはじめとするフローリングに敷く赤ちゃん用コルクマットの選び方や、カビ・ダニ対策をご紹介します。

・赤ちゃん用コルクマットの選び方が知りたい
・赤ちゃんのためにリビングに敷くコルクマットは、どんなものがおすすめ?
・赤ちゃんのためにフローリングにコルクマットを敷く予定なので、メリットとデメリットが知りたい
・フローリングにコルクマットを使用する際、カビやダニは大丈夫?
・コルクマットの上にカーペットや布団を敷いてもいい?

という方は、ぜひ読んでみてください。

赤ちゃん用コルクマットのメリット&デメリット

赤ちゃんにコルクマットを使うメリットとデメリット

最初に、赤ちゃんのためにコルクマットを使う際のメリットとデメリットを簡単にご紹介します。

メリット

赤ちゃん用にコルクマットを使う際のメリットは、以下の10点です。

・クッション性がケガから守る
・フローリングのように滑らないのでハイハイなどしやすい
・冬はフローリングの冷えから守り暖かく、夏は涼しい
・遊ぶ音や足音の防音効果になる
・おもちゃなどでできる床の傷や汚れを防ぐ
・防水効果があるので、ミルクなどをこぼしてもカーペットのように染み込まない
・ひどい汚れは部分的に外して水洗いや交換できるので、普段の掃除が楽
・軽いので設置が簡単、後から追加やカットもできてレイアウトが自由
・ダニ・カビに強く、ハウスダストアレルギーにもなりにくい
・ホルムアルデヒドなどの有害物質を含まないので、赤ちゃんにも安心

最後の、「ホルムアルデヒドなどの有害物質を含まないので、赤ちゃんにも安心」という点ですが、大体のコルクマットは、各種品質検査をクリアして、乳幼児にも安心して使用できることが明記されています。ですが、中には記載がなく不明な物もあるので注意しましょう。

デメリット

赤ちゃん用にコルクマットを使う際のデメリットは、以下の8点です。

・赤ちゃんによっては、はがして遊んだりかむことがある
・初めはコルクの屑が出る
・最初だけにおいがする
・厚みがありすぎると段差でつまずく可能性がある
・厚みでドアや引き出しが開かない場合がある
・定期的にコルクマットを外しての掃除が面倒
・上に置く物によってはへこんだり不安定になる
・敷く場所によっては変色・変形する

赤ちゃん用にコルクマットを使う際のデメリットを詳しく知りたい方は、「赤ちゃん用コルクマットの8つのデメリットと対策・対処法」を参考にして下さい。

リビングなどフローリングに敷く赤ちゃん用コルクマットの選び方

リビングなどフローリングに敷く赤ちゃん用コルクマットの選び方

赤ちゃんのために、リビングなどフローリングに敷くコルクマットは、以下のような感じで決めていくと選びやすいです。

⑴1枚のサイズを決める
  ↓  
⑵厚みを決める
  ↓
⑶大粒か小粒か決める
  ↓
⑷EVA樹脂かポリエチレンか決める
  ↓
⑸サイドパーツありかなしか決める
  ↓
⑹赤ちゃんにとって安全な品質か確認
  ↓   
⑺ホットカーペットや床暖房対応しているか
  ↓
⑻値段や口コミを比較
  ↓
⑼何畳分か決める
  ↓
⑽購入  

1枚のサイズを決める

コルクマットの1枚のサイズは、一般的に30cm×30cmが標準サイズ、45cm×45cmが大判サイズとして販売されています。中には60cm×60cmの大判サイズもあります。

できるだけカットせずに、部屋全体に敷き詰めたいなどの場合は、コルクマットを敷く範囲の大きさを測り、どのサイズにするか決めましょう。

おすすめは大判サイズです。
赤ちゃんがはがしにくい、敷き詰めが簡単、つなぎ目が減る、つなぎ目から落ちるホコリが減る、定期的にコルクマットをはがしてのフローリング掃除が楽、などのメリットがあるからです。

大判サイズでも、後から追加してコルクマットの範囲を広げたり、狭めたりと、部屋や家具に合わせやすい45cmが何かと便利です。

厚みを決める

コルクマットの標準の厚みは0.8cmが多く、厚手は1cm〜2cmまで販売されています。

部屋全体に敷き詰める場合や、部屋のドア、家具の扉の前まで敷く予定の場合は、コルクマットを敷いてもドアや家具の扉、引き出しが開けられる厚みにしないといけません。あらかじめドアや引き出しとフローリングまでの長さを測って、コルクマットの厚みを決めましょう。

望んでいる厚みだと開かなくなるけれど、その厚みを優先させたいなら、ドアや家具の扉、引き出しの前だけコルクマットを敷かない、という対処もできます。

赤ちゃんのために使用するなら、よりクッション性に優れた厚手タイプがおすすめです。
コルクマットによる段差が多くなる場合は、歩行の不安定な赤ちゃんがつまずく可能性も低くなる、1〜1.5cmの厚みにするといいでしょう。

大粒か小粒か決める

コルクマットには、コルクを粉砕して作った大粒タイプと小粒タイプがあります。
見た目、肌触り、強度や耐久性を比較したので、選ぶ参考にしてみてください。

見た目…大粒→よりコルクの風合いが出て模様にも見え、高級感がある
    小粒→粒がきめ細かく単色に見え、落ち着いたナチュラルな雰囲気

肌触り…大粒→粒が粗く隙間や凹凸ができるため、小粒と比べてザラザラ
    小粒→大粒と比べてサラサラ

強度や耐久性…大粒→小粒と比べると低い
       小粒→コルク粒は接着剤で固めるので、細かい小粒のほうが頑丈にくっつくため高い

しかし、その他の赤ちゃんに重要なクッション性などに違いはないので、好みで選んでもいいでしょう。

万が一大粒のコルクが取れて赤ちゃんが口に入れたら…などと心配されるなら、強度が高い小粒のコルクマットがおすすめです。

ちなみにコルクマットには、粉砕の粒ではなく、コルク樹脂をつなげて作ったバルクというタイプを作っているメーカーもあります。1枚が30cm×30cmで厚みが0.8cmと限定されおり、お値段も高くなりますが、ヴィンテージ風でデザイン性があるので、バルクが好みでデザイン重視されたい方には向いているでしょう。

EVA樹脂かポリエチレンか決める

多くのコルクマットは、表面が大粒や小粒のコルクでできたコルクシートで、裏面はEVA樹脂(エチレン酢酸ビニル共重合樹脂)かPE(ポリエチレン)でできています。

コルクマットに使用されているEVA樹脂とポリエチレンは両方とも合成樹脂で、クッション性がありますが、EVA樹脂のほうがポリエチレンよりもクッション性に優れます。また、EVA樹脂のほうが耐久性も高いです。

実際に両方の素材のマットを使用した方の、「ポリエチレンのマットのほうがEVA樹脂と比べて硬く、寿命が短かった」という感想も聞きました。

そのため赤ちゃんに使用するコルクマットは、重要なクッション性に優れ、かつ、長持ちもしてくれるEVA樹脂のコルクマットがおすすめです。
わたしも赤ちゃんマット、子供マットとしてEVA樹脂のコルクマットを使っています。

ちなみに、コルク100%のコルクマットも販売されていますが、赤ちゃんのけが防止に重要なクッション性に欠ける上、高値がついています。

サイドパーツありかなしか決める

コルクマットには、端になる凹凸部分をきれいにまっすぐ見せる、サイドパーツが用意されているものとされていないものがあります。100円均一などでは、コルクマット本体はあるけれど、サイドパーツは販売されていないようです。

見た目をスッキリさせたい、見栄え良くしたいかたは、サイドパーツも販売されているコルクマットを選びましょう。メーカーによって、サイドパーツがコルクマット本体とセットになっている場合と、サイドパーツが別売りになっている場合があります。

ただ、赤ちゃんによっては、このサイドパーツをはがして遊んだりかんだりすることがあります。赤ちゃんにもよるので、実際にサイドパーツを付けてみないとわかりませんが、はがすようなら、しばらくの間は外しておくといいでしょう。そのうち、はがしたり口に入れたりしなくなります。

赤ちゃんにとって安全な品質か確認

多くのコルクマットには、各種品質検査をクリアし、赤ちゃんや子供にも安心して使用できる旨が記載されています。ですが、中にはその記載がなく、安全性が不明の物もあります。

赤ちゃん用にコルクマットを購入する際は、海外や国内での検査機関において基準をクリアし、乳幼児にも安心安全に使用できる旨が明記されている物を選びましょう。

例えば、有害なホルムアルデヒド検出試験の乳幼児基準をクリアしているコルクマットであれば、その旨と一緒に、“ノンホルムアルデヒド”、“低ホルムアルデヒド”、“ホルムアルデヒド不検出”、などの記載があるはずです。

ホットカーペットや床暖房対応しているか

ホットカーペットや床暖房とコルクマットを併用したい方は、それらに対応しているコルクマットにする必要があります。その旨の記載のあるコルクマットを選びましょう。

それらに対応していないコルクマットの場合、コルクマットが変形したり床を痛めたりなどして危険なので、絶対に併用しないで下さい。

ホットカーペットや床暖房対応のコルクマットでも、床とコルクマットの間やカーペットとコルクマットの間に熱がこもり、コルクマットが変形することがまれにあるようです。

このようなことがあったり低温やけどや電磁波の問題もあるため、赤ちゃん用に使うコルクマットとホットカーペットや床暖房の併用は、特におすすめできません。ですが、赤ちゃんが大きくなってから併用したい場合は、必ずホットカーペットや床暖房の仕様も確認した上で、それぞれ低温での使用をおすすめします。

値段や口コミを比較

サイズや厚み、粒のタイプなどである程度コルクマットの候補をしぼれたけど、その中でどれにしようか迷う場合は、値段や口コミを比較すると決めやすいです。

特に口コミは、実際に赤ちゃん用にそのコルクマットを購入した人の感想や意見がわかるので、とても参考になります。

何畳分か決める

どのコルクマットにするか決まったら、メーカーによって設定されている畳の広さや枚数が違うので、何畳分にするか決めましょう。

その際、必要な枚数よりも多めの購入をおすすめします。
ひどい汚れや傷が付いた際にすぐに交換ができたり、赤ちゃんの行動範囲が広がった時に、コルクマットを後から追加して範囲を広げたりできるからです。

また、後から少しだけ追加購入すると、単価が高くなったり送料がかかったりするので、あらかじめ余分を買っておくと経済面でも節約できます。

購入

以上ができたらあとは購入するのみです。

リビングなどフローリングに敷く赤ちゃん用コルクマットを選ぶ際は、上記8点をみていけば、あなたの納得いくコルクマットを選べると思います。

どのポイントを優先するかによって、決めていく順番は人それぞれ前後すると思うので、優先する順番でしぼっていくといいでしょう。

コルクマットの掃除の仕方

コルクマットの掃除方法。赤ちゃんがいても安心、安全、簡単です。

コルクマットの普段の掃除は、フローリングや畳などと同様、掃除機がけで問題ありません。

コルクマットの場合、繊維でできているカーペットやラグと違って、掃除機1回で簡単にゴミを吸い取ることができます。

赤ちゃんが飲み物をこぼすなど液体がこぼれた際は、コルクマットには防水効果があるので、すぐに拭き取るだけで済みます。

臭いや汚れがついた場合は、中性洗剤を薄めた液を布につけて叩くように拭きましょう。汚れた部分だけ外し、手で水洗いすることもできます。その際は、コルクがはがれないよう強くこすらず、洗った後は日陰でしっかりと乾かしてください。十分に乾かさないと、カビの原因になります。

あとはコルクマットを定期的にはがして、フローリングとコルクマット裏に掃除機をかけましょう。シーズンごとに1回、少なくても半年に1度は、定期的にコルクマットをはがしての大掃除がおすすめです。

もっと詳しく知りたい方は「コルクマットの掃除方法!赤ちゃんがいても安心&簡単」を参考にされてください。

フローリングにコルクマットを使う際のカビ・ダニ対策

いくらカビやダニに強いコルクマットとは言っても、不適切な使い方をしていれば、それらを発生しやすくしてしまいます。

リビングなどフローリングにコルクマットを使う際、カビやダニを防ぐために特に気をつけてほしい点が、3つあります。それは、以下の3点です。

⑴定期的な掃除をする
⑵上にカーペットを敷く場合は適度にチェック
⑶上に布団を敷きっぱなしにしない

定期的な掃除をする

フローリングにコルクマットを使う際のカビ・ダニ対策1つ目は、普段の掃除機がけ以外に、上記でも述べた、コルクマットをはがしての定期的な掃除をすることです。

コルクマットはジョイントマットなので、ジョイント部分にできた多少の隙間から小さなゴミなどがフローリングに落ちていきます。コルクマットの裏にもゴミが付くので、定期的にコルクマットをはがして、フローリングとコルクマット裏の掃除機がけをしましょう。

ちょうどいい頻度は地域や時期によって変わってくると思いますが、先ほども述べたように目安は1シーズンに1回、少なくとも半年に1回、そして高温多湿になる時期は特に忘れずに、コルクマットをはがして掃除をしてください。

そうしないと、フローリングとコルクマットの間にゴミや湿気がたまり、カビやダニが発生する可能性が高まります。

上にカーペットを敷く場合は適度にチェック

フローリングにコルクマットを使う際のカビ・ダニ対策2つ目は、コルクマットの上にカーペットを敷く場合、適度にカーペットとコルクマットをめくって、湿気を帯びたりカビが発生していないかチェックすることです。

そして、湿気や結露の多い環境では特に、カーペットやラグ、コルクマットをはがして湿気を逃がし、掃除をしましょう。

基本的にコルクマットの上にカーペットを敷くことは、カビやダニの発生率を高めるため、おすすめできません。ですが、併用したい場合は、適度なチェックや掃除を忘れないようにしましょう。

ちなみに、地域や建物の造りなどによっては湿気が少なく、コルクマットの上にカーペットを敷いても、カビやダニに影響されないこともあります。

上に布団を敷きっぱなしにしない

フローリングにコルクマットを使う際のカビ・ダニ対策3つ目は、コルクマットの上に布団を敷きっぱなしにしないことです。

コルクマットの上に、赤ちゃん用も含め、布団を敷きっぱなしにしないようにしましょう。
人は、眠っている時にコップ1杯分の汗をかくと言われています。布団は、その汗を吸収して湿気がこもります。

コルクマットには調湿機能があるので、フローリングに直接布団を敷くよりもコルクマットの上に敷く方が、湿気を吸収、放出し、カビやダニの発生を防げます。ですが、敷きっぱなしにしていると湿気は逃しきれません。

布団は敷きっぱなしにせず、シーツは定期的に洗い、晴れた日には布団を干しましょう。

まとめ

赤ちゃんのために、リビングをはじめとするフローリングにコルクマットを使用する際、デメリットもありますが、ケガ防止や防音効果など、それ以上のメリットがたくさんあります。

フローリングに敷く赤ちゃん用コルクマットは、⑴1枚のサイズ、⑵厚み、⑶大粒か小粒か、⑷EVA樹脂かポリエチレンか、⑸サイドパーツありかなしか、⑹安全な品質か、⑺ホットカーペットや床暖房対応しているか、⑻値段や口コミの比較、⑼何畳分か、をポイントにして決めていくと選びやすいです。

フローリングにコルクマットを敷く際は、⑴定期的な掃除、⑵上にカーペットを敷く場合は適度にチェック、⑶上に布団を敷きっぱなしにしない、という点に注意して、カビやダニ対策をしましょう。

実際にコルクマットを購入された方の口コミは、選ぶ際の何よりの参考になるかと思います。
他メーカーで気になるコルクマットがある場合も、口コミを参考にすれば、より決めやすくなるでしょう。