コルクマットは子供部屋におすすめ

コルクマットは優れたクッション性や防音効果などたくさんのメリットがあるため、リビング以外にも、赤ちゃんから小・中学生の子供部屋にも人気です。

ここではコルクマットを子供部屋に敷く7つのメリットと3つの注意点、和室の子供部屋に敷く際の注意点、そして子供部屋のコルクマットを選ぶ際の6つのポイントをご紹介します。

・コルクマットって子供部屋にいいの?メリットは?
・子供部屋におすすめのコルクマットを知りたい
・和室の子供部屋にコルクマットを敷いても大丈夫?
・子供部屋に敷くコルクマットの選び方を知りたい

という方は、ぜひ読んでみてください。

コルクマットを子供部屋に敷く7つのメリット

コルクマットを子供部屋に敷くことで、以下の7つのメリットがあります。

⑴防音効果
⑵床の保護
⑶クッション性で快適&安全
⑷夏は涼しく冬は暖かい
⑸ダニが発生しにくい
⑹普段の掃除がしやすい 
⑺模様替えにも自在に対応 

順番にみていきましょう。

防音効果

コルクマットを子供部屋に敷く1つ目のメリットは、防音効果です。

コルクマットには空気を含んだ小さな気泡がたくさんあり、この気泡が衝撃音などの音を吸収するため、防音効果を発揮します。

そのため、子供の足音や椅子を動かす時などの大きく低い音を軽減し、また、おもちゃを落とした時やスリッパで歩く時などの軽い音を防ぐことができます。

階下から子供の足音で苦情がきてしまった、子供の足音の防音をしたい、ということで子供部屋やリビングにコルクマットを購入される方も多いです。

床の保護

コルクマットを子供部屋に敷く2つ目のメリットは、床の保護です。

床でお絵描きしたりおもちゃで遊んだり、飲み物を床にこぼしたりと、とにかく子供がいると部屋はすぐに散らかり、床も汚れたり傷がついたりします。
コルクマットを敷くとフローリングなどの床を保護できるため、そんな心配がいりません。

特に賃貸のマンションやアパートに住んでいる場合、床を保護できていたら引っ越す際にも費用がかからないので安心ですよね。

クッション性で快適&安全

コルクマットを子供部屋に敷く3つ目のメリットは、クッション性で快適&安全になることです。

コルクマットはクッション性、弾力性に優れているので、フローリングはもちろんカーペットと比べても踏み心地や座り心地がとてもいいです。
そのため、子供がコルクマットの上で長時間遊んでもおしりも痛くならず、時にはコルクマットの上でお昼寝をすることがあっても気になりません。

また、子供がつまずいたり転倒した際も、このクッション性が衝撃を軽くし、ケガから守ってくれます。特に赤ちゃんなど乳幼児はよく転倒したりソファーから落ちたりします。小学生の子供も元気いっぱいなので、室内で騒いで床でケガをしてしまう、ということも珍しくありません。

コルクマットを敷いていればそのようなことを防ぐことができ、親の私たちも安心です。

夏は涼しく冬は暖かい

コルクマットを子供部屋に敷く4つ目のメリットは、夏は涼しく冬は暖かく過ごせることです。

コルクマットは保温性と断熱性が高いため、夏は床の熱気、冬は冷気をブロックし、エアコンの効きも良くします。

特に冬は、フローリングのような冷たさもなくなり、足元が本当に暖かくなります。梅雨時期や湿気の多い日も足元がベタつかず、夏もサラサラした感触なので、とても気持ちがいいです。

そのため、子供たちがコルクマットの上でオールシーズン快適に過ごすことができます。毛足のあるカーペットやラグだと夏は暑苦しく感じたり、また夏用の敷物に交換する必要がありますが、コルクマットの場合、その手間もかかりません。

ダニが発生しにくい

コルクマットを子供部屋に敷く5つ目のメリットは、ダニが発生しにくいことです。

子供部屋に何か敷物を敷くのであれば、コルクマットは繊維でできているカーペットやラグなどと比べてダニの発生、繁殖を防ぐことができます。

コルクマットには毛足がないので、ダニのエサとなるお菓子の食べかすやホコリが中にたまらず、ダニの発生や繁殖につながる湿気もたまらないからです。
また、コルクには天然の抗菌成分による抗菌作用があることも、ダニが発生しにくい理由です。

そのため、コルクマットはカーペットなどと比べ、子供がダニに刺されたりダニアレルギー(ハウスダストアレルギー)になるのを防ぎます。

ただ、コルクマットに限らずですが、ダニを発生させないためには定期的にコルクマットをはがしての掃除も必要です。

普段の掃除がしやすい

コルクマットを子供部屋に敷く6つ目のメリットは、普段の掃除がしやすいことです。

コルクマットの普段の掃除は、フローリングと同じように掃除機がけで十分です。
コルクマットに液体がこぼれても、さっと拭けばカーペットのように中まで浸み込まないので手間がかかりません。

汚れやにおいが付いた際も、薄めた中性洗剤を布につけて軽く叩くように拭けば落とせます。ひどい汚れの場合は、その部分だけコルクマットを外して水洗いもできるのでとても便利です。

子供は遊んだり飲み物をこぼしたりで床をすぐ汚すので、そんな時でも掃除が簡単にできる、というのは大きなメリットです。掃除の面でも、コルクマットは子供部屋に最適な敷物ではないでしょうか。

飲み物をこぼしてもさっと拭くくらいなら、小学生でも簡単にできますね。

模様替えにも自在に対応

コルクマットを子供部屋に敷く7つ目のメリットは、模様替えにも自在に対応できることです。

コルクマットは1枚1枚を組み合わせて敷くジョイントマットなので、子供部屋に合わせてレイアウトができます。また、ハサミやカッターナイフでカットもできるため、部屋全体にピッタリと敷き詰めたり家具に合わせてカットしたりと、形を自由に作ることが可能です。

そのため、コルクマットは自由にレイアウトできるだけでなく、物が増えたりなどで子供部屋の模様替えをしても、コルクマットを簡単にその形に合わせて敷き直すことができます。

コルクマットを子供部屋に敷く際の3つの注意点

コルクマットを子供部屋に敷く際は、以下の3つの点に注意しましょう。

⑴扉や引き出しの開閉ができるか
⑵コルクマットのへこみ
⑶家具が不安定にならないか

扉や引き出しの開閉ができるか

コルクマットを子供部屋に敷く際の1つ目の注意点は、コルクマットを敷いても部屋のドアや家具の扉、引き出しが開閉できるか、です。

コルクマットの厚みによっては、そういった扉や引き出しの開閉ができなくなることがあります。例えば部屋のドア以外にも、クローゼットやテレビ台の扉、ベッドの下に付いている引き出しなどです。

そのため、あらかじめ扉や引き出しから床までの長さを測り、コルクマットの厚みと比べ、開閉が可能か調べておきましょう。もし扉などが開閉できなくなるなら、コルクマットの厚みを薄いものにするか、または扉や引き出しの前にはコルクマットを敷かない、ということができます。

コルクマットのへこみ

コルクマットを子供部屋に敷く際の2つ目の注意点は、コルクマットの上に重い物を長期間置くとコルクマットがへこんでしまうことです。

ベッドやテーブル、ソファなどの脚が細い場合は特に跡がつきます。
コルクマットがへこんで跡がつくのが気にならないなら問題ありませんが、それが嫌なら跡がつくような重いものの下にはコルクマットを敷かないか、へこまないように対策をする必要があります。

コルクマットをへこませない対策としては、重い家具の脚の下にへこみ防止マットやコンパネなど、重みを分散させる物を敷くことです。そうすることでへこみを防止、または軽減することができます。

家具が不安定にならないか

コルクマットを子供部屋に敷く際の3つ目の注意点は、コルクマットの上に家具を置く場合、家具が不安定にならないかどうかです。

コルクマットはクッション性に優れているため、高さがあったり奥行きの短い家具をコルクマットの上に乗せると、平らな床に置くよりも家具が不安定になります。
そのため、コルクマットの上にはそのような家具や物を置かないか、倒れないように対策をしましょう。

高さのある家具は天井と家具の間をつっぱり棒で固定でき、また、L字型金具やベルト、チェーンは家具の高さを問わずに使用できます。家具の下はストッパーや粘着マットで固定する、など最近はさまざまな家具転倒防止用品が販売されています。

それぞれの家具やご家庭の環境に合った対策をしましょう。

おすすめは、家具などのある程度の大きさがある物の下にはコルクマットを敷かないことです。それらが不安定になる心配もなくなり、家具を動かしてコルクマットの上だけでなく下も掃除する、という手間も省けます。頻繁に家具を動かして掃除できない場合はなおさら、コルクマットを家具の下に敷かないことで湿気やゴミもたまりにくく、床を清潔に保つことができます。

コルクマットを和室の子供部屋に敷く際の注意点

コルクマットを畳の子供部屋に敷く際の注意点は、ダニやカビの発生、繁殖です。

賃貸マンションなどでは、和室の畳の部屋を子供部屋にするご家庭もあるでしょう。
畳の上にコルクマットを敷くと、環境によっては、フローリングにコルクマットを敷くよりもダニやカビが発生しやすくなります。

畳の素材であるい草には調湿機能があり、湿気の多い時期は除湿効果がありますが、湿度が極端に続くとますます湿気を吸収し、ダニやカビの好条件となります。

そのため、畳の上にコルクマットを敷くことで、畳とコルクマットの間に高温多湿の環境ができやすく、湿気の多い時期にはより湿気がこもり、ダニやカビが発生、繁殖する可能性が高くなるのです。これは畳の上にカーペットやラグを敷いても同じことです。

和室の子供部屋にコルクマットを敷く場合は、ダニ・カビを防ぐために以下の対策ができます。特に掃除と換気は怠らないようにしましょう。

・普段の掃除以外にも定期的にコルクマットをはがして掃除
・普段から換気をして通気をよくする
・液体がこぼれたらコルクマットも畳も乾燥させる
・コルクマットはできれば部屋全面ではなく一部に敷く
・布団を敷きっぱなしにしない
・防虫防湿シートを畳の下に敷く

子供部屋のコルクマットを選ぶ際の6つのポイント

子供部屋のコルクマットを選ぶ際のポイントは、以下の7点です。

⑴標準サイズか大判サイズか
⑵厚み
⑶大粒か小粒か
⑷サイドパーツありかなしか
⑸安全な品質か
⑹ホットカーペットや床暖房対応しているか

標準サイズか大判サイズか

コルクマットは一辺が30cmの標準サイズと、45cmの大判サイズが一般的です。中には60cmのものもあります。

大判サイズの方がつなぎ目も少なくなり、敷き詰めも掃除もしやすいのでおすすめです。

厚み

コルクマットの厚さは8mm〜20mmまで、メーカーによってさまざまです。

厚みが増すほどクッション性や防音効果が高いため、元気いっぱいの子供たちの部屋には、厚さ10mm以上の厚手コルクマットがいいでしょう。

大粒か小粒か

コルクマットにはコルクの粒が大粒タイプと小粒タイプがあります。
大粒はコルクの風合いが強く出ていて高級感があり、小粒はきめ細かく落ち着いたナチュラルな雰囲気です。

防音性やクッション性には違いがないので、好みで決めてもいいでしょう。

一点言えば、大粒の方が小粒よりもコルク屑が出るので、私のおすすめは大粒コルクマットです。

サイドパーツありかなしか

コルクマットには、サイドパーツが販売されているものとされていないものがあります。

サイドパーツとは、コルクマットを敷き終えた後、端にはめ込んでコルクマットの凹凸をまっすぐにするパーツです。スッキリきれいに見せたい場合は、サイドパーツのあるコルクマットを選びましょう。

サイドパーツが別売りされているか本体とセットになっているかは、各メーカーによります。

安全な品質か

大体のコルクマットには、各種品質試験をクリアした安全な品質であることが明記されています。

ですが、中にはそういった記載のないコルクマットも販売されているため、子供にも安心して使用できるといった安全性の証明されているコルクマットを選びましょう。
例えば、ホルムアルデヒド検出試験をクリアしているなら、「ノンホルムアルデヒド」や「低ホルムアルデヒド」などの記載があるでしょう。

子供部屋に敷くなら特に、安全性が不明なものよりも確実なものの方が安心です。

ホットカーペットや床暖房対応しているか

コルクマットにはホットカーペットや床暖房対応をしているものとしていないものがあります。

ホットカーペットや床暖房とコルクマットを併用したい場合は、それらに対応しているコルクマットを選ぶ必要があります。

ですが、それらに対応しているコルクマットでもコルクマットの変形がまれにあるようです。そのため、特に乳幼児のお子様の部屋で、ホットカーペットや床暖房とコルクマットの併用はおすすめしません

小学生や中学生の子供部屋に、という場合は、必ずホットカーペットや床暖房の仕様も確認した上で、様子を見ながらそれぞれ低温で使用しましょう。

まとめ

コルクマットを子供部屋に敷くことで、

⑴防音効果
⑵床の保護
⑶クッション性で快適&安全
⑷夏は涼しく冬は暖かい
ダニが発生しにくい
⑹普段の掃除がしやすい
⑺模様替えにも自在に対応

という7つのメリットがあります。 

コルクマットを子供部屋に敷く際は、

⑴コルクマットを敷いても扉や引き出しの開閉ができるか
⑵重い物によるコルクマットのへこみ
⑶家具が不安定にならないか

という3つの点に注意しましょう。

コルクマットを和室の子供部屋に敷く際は、ダニやカビの発生・繁殖に注意が必要です。掃除や換気など、ダニ・カビを防ぐ対策をしましょう。

子供部屋のコルクマットを選ぶ際のポイントは、

⑴標準サイズか大判サイズか
厚み
⑶大粒か小粒か
⑷サイドパーツありかなしか
⑸安全な品質か
ホットカーペットや床暖房対応しているか

の6点です。

子供部屋におすすめのコルクマットは、一辺が45cm以上の大判サイズ、厚さは10mm以上の厚手、小粒タイプ、品質試験で安全性が証明されているもの、です。

さまざまなメリットのあるコルクマットは、子供部屋に最適です。

各ご家庭に合った子供部屋のコルクマットを選ぶ際の、お役に立てれば幸いです。

コルクマットで子供の足音対策をしよう!」「子供の騒音対策!防音はコルクマットでできる?ほかの敷物とも比較」も、ぜひ参考にしてみてください。

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